『死霊のはらわた』リメイク観てきたよー

なんばパークスシネマで「死霊のはらわた」のリメイクを観てきました。公開をスゴく楽しみにしていた作品だったのですが・・・

いや、まあなかなか良かったと思いますよ。発表当初、ぜんぜん知らない監督によるリメイクと聞いて不安になってましたが、予告編通りのシリアスな血みどろスプラッターに仕上がってました。ちなみに今作のフェデ・アルヴァレズ監督が「死霊のはらわた」と関わるきっかけとなった作品はこちら↓


地下室から悪魔憑きが顔を覗かせるシーンや、腕をアレしたり、あの武器が登場したり、オリジナルファン向けのネタもやりすぎない程度にちらほら。

この手のスプラッターの上映としては珍しく大スクリーン大音響というかなりの良環境で観れたのも良かった。特にサラウンド感が素晴らしく、屍肉に群がるハエの飛び回る音はまるで耳の周りに実在するかのよう、という無駄な力の入りよう。またCGを極力使っておらず、特殊メイクならではのヌルヌルした質感は強烈な気味の悪さを演出してました。

ただ、クラシカルなホラーに違いないため、映像や音以外の新鮮さには欠けたかな・・・。特に最近は「ゾンビランド」「タッカーとディル」「キャビン」といったジャンルそのものをパロディにしたり、メタ的な視点からの作品が流行り?のため、こういった直球の作品はとくに煽りを食うとこがあるような・・・。

既に決定しているらしい続編がまた数年後に公開されるだろうし、次には更に期待してます。出来れはまた大きな劇場でみたいけど難しいかなー。