ブレイン・デッド(デッドアライブ)
★★★★★ 座長が我が家(見返橋第13スタジオ)に来たので十数年ぶりに鑑賞。残念ながらオリジナル版は絶版の為、安価で販売されている「米国編集版」での鑑賞。8分カットされてるらしいけど、さすがにどこだかよくわかりませんでした・・・
あらすじ:アフリカ奥地で発見された未知の生物ラット・モンキーに噛まれたためにゾンビ化してしまった母親。息子のマザコン青年はなんとか事態の収拾を図るが、その間にも犠牲者の数は増えていく……。
今や「ロードオブザリング」などの監督で巨匠になってしまったピーター・ジャクソンの92年のヒット作。一応「ロード〜」と同じニュージランドで製作。まさかこの監督がこの後アカデミー賞をとる日が来るとは…。今作はかつてないほどの血みどろスプラッター、25メートルプールいっぱいの血糊を使ったとか。とにかく人体があらゆる方法で血しぶきをあげながらバラバラになります。それも悲壮感ゼロ、コミカルに。どうしてこんなに血みどろなのに主人公は感染しないのかの謎は「彼岸島」等と同様スルーするとして。リラックスして爆笑しながら見れる稀有なスプラッター作品です。
これまでのゾンビ映画は、ゾンビ一体一体は無個性で、群れとなって襲いかかって来る事象自体が怖ろしいというのが定番だったものの、今作の主なゾンビはそれぞれ魅力的なキャラクター付けがされており、どちらかというと人間側よりゾンビ側に注目してしまいます。赤ちゃんゾンビ、頭だけゾンビ、内蔵だけゾンビ、巨大ゾンビなど。ゾンビとカンフーで戦ったり、ゾンビ同士のセックス、ゾンビ出産、大爆発、とにかく詰め込めるもの全て詰め込んだ最強のスプラッター映画、誰にでもオススメです。ちなみに僕は家族でも観ました。
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