ウォーキングデッド

巷で話題の海外ゾンビドラマ「ウォーキングデッド」を観てます。「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」の監督で有名なフランク・ダラボン製作総指揮、ケーブルテレビにして全米最高視聴率ドラマ、とゾンビモノとは思えない華々しい経歴。ドラマなのに毎話予算をたっぷり使っていると思われる高クオリティです。こんなものが作られてしまってはいよいよ低予算ゾンビ映画は苦しい。

まだシーズン1を観始めたところで、話は「ドーンオブザデッド」や「28日後…」みたいな話だなーという印象だけれど、これから何十話と続くと思うと、どのように話が拡がるのか、この終末の物語にどのようなエンディングが待っているのか?期待が膨らみます。映画だと限られた時間でいくつかのアイデアを放り込むしか出来ないけど、ドラマならいくらでも試せる。近年、ゾンビパロディ「ゾンビランド」だとか超低予算ゾンビ「コリン LOVE OF THE DEAD」だとか、いろいろなアイデア作が作られたわけだけど、この「ウォーキングデッド」はもう何でもアリの、まさにゾンビ映像化の最終到達地点になりえるように思います。ただ海外ドラマって人気が続けば何がなんでも続くけど、人気が落ちれば突然終わりよるからなー・・・。流行するものは世相を反映するっていうけど、ゾンビドラマが最高視聴率とか、よほどアメリカ社会は病んでるよね・・・。