暗くてよく見えねえ!『ゾンビ・クロニクル』

★★イギリスが舞台のアルバトロス配給ゾンビ作品。06年の「エスケープ・フロム・リビングデッド」の続編。

ゾンビが蔓延するイギリス、従軍カメラマンのジョーンズ達は、ゾンビに基地が滅ぼされてしまっため、安全だと言われているオランダへ脱出するため東海岸を目指すが・・・。

前作公開時ならともかく、今更珍しくもないPOVゾンビ映画。夜間シーンが多く、暗視モードはまだいいけど通常撮影は暗過ぎ・カット割細か過ぎで何が起こっているのか把握し辛い。モラルを保った人間と暴徒によるいざこざ等、終末感はそこそこ感じることが出来たし、オチはキマってたように思うけど、ちょっと新鮮さに欠けるかなー。最近は+αに工夫を凝らした「ゾンビ処刑人」「ゾンビヘッズ」のような作品がたくさん作られているので低予算スタンダードなゾンビ映画は苦しい。

TSUTAYAの棚の隣には2作目らしき「ゾンビ・クロニクル2」が置いてあったけど、監督も違うし、あらすじ見ても1との接点が見つからないし、どうやら全くの別作品。配給会社は酷い仕事するなあ・・・。