本当にいた!『トロール・ハンター』
★★★★ノルウェーの山の中には実際にトロールが棲んでいた!とい聞くからに怪しい設定から作られたフェイクドキュメンタリー。ツイッター映画クラスタでも、良作揃いの2012年作品のベスト10に選んでる人がちらほら見かける作品です。なにやら2014年にはハリウッドリメイクされるとかなんとか。
大学の放送研究会が取材するという体でのPOV、最初は森に棲む熊の被害を調べるという取材だったのが、いつのまにかトロールの取材に。ノルウェーには実はたくさんのトロールが棲息しており、政府がその存在を隠しながら保護しているとのこと。放送研究会の面々はトロール・ハンターであるハンス(オットー・イェスパーセン)と行動を共にすることでたくさんのトロールと遭遇することになるのです。
以下ネタバレあり
続きを読む暗くてよく見えねえ!『ゾンビ・クロニクル』
★★イギリスが舞台のアルバトロス配給ゾンビ作品。06年の「エスケープ・フロム・リビングデッド」の続編。
ゾンビが蔓延するイギリス、従軍カメラマンのジョーンズ達は、ゾンビに基地が滅ぼされてしまっため、安全だと言われているオランダへ脱出するため東海岸を目指すが・・・。
前作公開時ならともかく、今更珍しくもないPOVゾンビ映画。夜間シーンが多く、暗視モードはまだいいけど通常撮影は暗過ぎ・カット割細か過ぎで何が起こっているのか把握し辛い。モラルを保った人間と暴徒によるいざこざ等、終末感はそこそこ感じることが出来たし、オチはキマってたように思うけど、ちょっと新鮮さに欠けるかなー。最近は+αに工夫を凝らした「ゾンビ処刑人」「ゾンビヘッズ」のような作品がたくさん作られているので低予算スタンダードなゾンビ映画は苦しい。
TSUTAYAの棚の隣には2作目らしき「ゾンビ・クロニクル2」が置いてあったけど、監督も違うし、あらすじ見ても1との接点が見つからないし、どうやら全くの別作品。配給会社は酷い仕事するなあ・・・。
サスペンス×心霊『ディスコード』
★★★低予算UKホラー。2012年公開。
母親が死んだことで葬式をするために郷帰りをしたアニー(ケイティ・ロッツ)。ところが実家に先に到着しているはずの姉がいない。おかしいなーと思っているうちに屋敷では謎の心霊現象が・・・。
「悪魔の棲む家」や最近だと「インシディアス」を思わせるような進行なのでいつものポルターガイスト物かと思いきや、なかなか捻りの利いた展開。終盤にはなかなかビビらされました。低予算なのであまり派手な演出はないけど、アイデア勝負の良い作品だと思います。貼られた伏線のうち幾つか不明なまま終わるものがあるけど、これは本筋のオチや演出のギミックを隠すため、わざと無駄に貼られたのではないかなー?ていうのは好意的に捉えすぎかな。こーゆーお化け屋敷モノにしては住宅街での出来事なのが斬新・・・低予算なので撮影場所選べなかっただけかもしれんけど。人間の因縁によるサスペンス×心霊の絡ませ方が韓国ホラー的、また屋敷の内装や全体の雰囲気が80年代ホラーっぽくて個人的にはスゴく好み。地味な作品だけどアリでした。ゴア描写は控え目。
ちょっとあぶなかった
先日ちょっとした同窓会に参加したときの話。数軒の居酒屋でお酒を飲み、イイかんじになったとこで終電がなくなったので、残った男4人でさてどうしたもんかと話していると、その中の一人が近所に家を持ってると言い出した。ちょうどいい、そこに泊めてくれよと言うと、いやーまだ何も無い部屋だから雑魚寝になっちゃうよ?しんどいよ?と言う友人。まあ別に布団くらいなくっても平気よ、気にやしないから泊めてくれよと、何だかんだで友人宅へ向かうことに。
だがまさか、、、
まさか廃墟で寝ることになるとは。
いやー何もないとは聞いてたけどちょっと思ってたのとはだいぶ違った。まだ家の体裁の整っていない空き家。かろうじてカーテンがあるが他はなし。元々病院だったようで診察台とか待合室はそのまま残ってたけど。これ住む用の家じゃねえ。閉め切っていないため室温はほぼ外気と同じ、奇しくもその夜はこの秋の最低気温を計測することとなり、マジ死を覚悟する夜となった。野宿だとかにはそこそこ慣れているつもりだったけど、今回は久しぶりにちょっと危なかったね。三途の川がチラッと見えました。
つーか友人があのガランとした空き家に一人で帰って寝ようとしてたことが一番コエーよ。そしてメチャ広いけど風呂ないんだよ、あの家。
- 作者: 中野博
- 出版社/メーカー: 東京書籍
- 発売日: 2009/11/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 4人 クリック: 65回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
再訪『安井金比羅』
先日、数ヶ月前に訪れた縁切り寺"安井金比羅"を久しぶりに訪問。相変わらず、寺にはたくさんの絵馬・・・恋人と別れたい、子供が離婚しますように、元カレが不幸になりますように、などなど相変わらず盛況なよう。中には世界から争いがなくなりますように、お婆ちゃんがあと100年長生きしますように、B型が死滅しますように、なんていうスケールの大きな願い事も。安井金比羅はパワースポットとしても人気で、その日もたくさんの女の子で賑わってたけど、あの子らはどんなことを絵馬に書いてたんだろう? 楽しそうにしてるようには見えたけど・・・
ちなみにこの安井金比羅、四方をラブホにかこまれてるという縁切りとはずいぶん程遠い立地。とあるラブホ、通常4000円のところ1980円って看板に印刷されてたけど、あれ完全に印刷してるし通常価格の4000で提供されることって絶対に無いと思うんだが・・・
夜は座長とPodcastの収録。
と言っても最近は居酒屋で収録してるし、殆ど飲み会を録っているような気も・・・podcast、YouTubeともに近日中に公開予定ですのでよろしくお願いします。